2020年9月30日水曜日

ヤリタナゴ

 学校の近くには用水があって魚の姿が見えます。網ですくってみるとヤリタナゴ(児童撮影)でした。
 ヤリタナゴは北海道や九州南部を除く日本各地に広く分布する淡水魚です。国内のタナゴ類のなかではもっとも広く分布しています。小さなひげもついているコイの仲間です。

2020年9月24日木曜日

ミゾカクシ


 学校の近くの田んぼの畔に白くて小さな花が咲いていました。ミゾカクシの花です。小さくて白い花ですが,溝を隠すくらいに広がる勢いをもった花だそうです。かわいい花ですが食べると有毒でおなかをこわす怖い植物です。


2020年9月17日木曜日

川のぬし

 学校の近くの用水に黒い大きな影...。網を水草に差し入れるとクネクネッと魚が跳ねました。ひげの立派なナマズです。体長は15cmほどですが元気いっぱい。
 ナマズはとても食いしん坊で,少々の大きさの魚なども丸のみしてしまいます。日本の川に昔から住んでいる肉食魚の代表です。


2020年9月15日火曜日

水陸両用,空も飛ぶ!

 3年生の人が職員室に活発に動き回る虫を持ってきました。模様や大きさから,どうやらハイイロゲンゴロウだと分かりました。 
 ハイイロゲンゴロウは小型のゲンゴロウです。田んぼやプールでもよく姿を見かけます。ハイイロと名前がついていますがあまり灰色には見えません。ペットボトルのプールに入れてやると,忙しく動き回って子どもたちにも大人気でした。ゲンゴロウは,泳ぐことも歩くことも飛ぶことも得意なスーパー昆虫です。

2020年9月14日月曜日

コバネイナゴ

 職員室の前の花壇にバッタが休んでいました。模様からするとどうやらコバネイナゴのようです。
 コバネイナゴはこの時期にどこでもふつうに見られるイナゴ類の代表種です。稲を食べてしまうのでの農家の方にはやっかいな虫です。花壇の草に紛れてどこにいるのか分かりにくいですね。

2020年9月10日木曜日

セスジスズメの幼虫

 学校の近くの畑に里芋が植えられています。葉っぱの上に巨大なイモムシ!が動いていました。セスジスズメというスズメガの幼虫でした。
 幼虫の背中には大きな目玉のような,眼状紋と呼ばれるもようがついています。たくさんの大きな目玉がぎょろっとこちらを見ているようで,自然と警戒してしまいます。アンテナのようなものは幼虫の尻尾の部分についています。食いしん坊の幼虫で畑の作物をあっという間に食べつくしてしまうこともあるそうです。
 

2020年9月9日水曜日

ハナムグリ

 道のそばの草に甲虫がとまって動いていました。ハナムグリのようです。(児童撮影)
 ハナムグリはカナブンなどと同じコガネムシの仲間で,どこでも観察できる昆虫です。主に昼間に活動し花の蜜などを吸ってくらしています。甲らの点々が特徴的ですね。

2020年9月8日火曜日

み~つけた!

 台風が過ぎてからも暑い毎日ですが,朝夕はいくぶん涼しくなりました。クマゼミの大きな声がなりを潜め,学校の近くの林の中からはツクツクボウシの声が聞こえるようになりました。透明な羽の小さくてきれいなセミです。
 また林のそばには,形のよいだるま型のドングリが落ちていました。クヌギのどんぐりです。秋の訪れを感じます。

2020年9月7日月曜日

センニチコウ

 学校の道べりに咲いていました。(児童撮影)センニチソウとも言われます。
 ポンポンのような花ですが,色のついたところは花びらでなく苞と呼ばれる葉の変化したものです。暑さや乾燥に強い夏の花で,苞の部分はドライフラワーにしても色があせません。千日の名前の由来でしょうか。

2020年9月3日木曜日

ヤナギハナガサ

 ヤナギハナガサの花が学校の近くの田んぼのそばに咲いていました(児童撮影)。南アメリカ原産の帰化植物(外国から来て日本で野生化した植物)です。小さな花がたくさんついてとてもかわいい花です。

2020年9月1日火曜日

サルノコシカケ

 運動場で子どもたちが歩く丸太に扇形のキノコが生えていました。どうやらサルノコシカケのようです。サルノコシカケは朽ち木に生えるキノコです。猿が腰を掛けられるくらい固くてしっかりしています。実際にくつで踏んでもへっちゃらでした。